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「ブランク」人材向け転職必勝術

職歴のブランクって転職活動で企業側にどのように評価されるのか気になりますよね。

特に転職先探しにおいてブランクがどれだけ足かせになるのか、そして空白期間の存在が面接官にどう映るのかは知っておいて損がないはず。

そこでこのページでは2年間のフリーター時代を経た上で正社員という待遇で再就職を果たした経験がある管理人が、「企業が空白期間をどう評価するのか」や「空白期間を持つ求職者が転職活動を成功させるコツ」等についてまとめてみました。

最後まで目を通しますと、ブランク期間の上手な言い訳のやり方や空白期間がある「ブランク人材」ならではの転職活動の必勝法が分かります。

空白期間の評価は理由次第

まず最初に空白期間(ブランク)が転職活動で面接官にどのように映るのかについて端的にご説明すると、「理由次第」という結論になります。

なぜ、理由次第でブランクの評価が変わるかというと、同じ期間のブランクであっても空白期間が生じた原因は様々だからです。

そして、その理由の中には面接官がポジティブな印象を受ける理由と、「それはないね」とネガティブに受け取られる理由があります。

この採用面接を担当する面接官がポジティブな印象を受ける理由とネガティブにしか思われない理由の一例についてこれからそれぞれご紹介します。

ポジティブな理由一覧

面接官がポジティブな印象を抱いたり、著しくネガティブな印象を受けることが基本的にはないブランクの発生理由というのはこれからご紹介するような企業側にとって都合の良い理由や社会通念上仕方のない理由です。

  • 親の介護による退職
  • 会社都合での解雇
  • スキルアップを伴う空白期間

例えば最初の2つの「親の介護」と「会社都合の解雇」というのは、本人にはどうしようもない理由です。しかも普通に起こり得る理由です。

これらは決してポジティブな理由にはなりませんが、働く意欲を失ってブランクがあるわけではないことに加えて、「仕方ない理由」なので転職活動において致命的な痛手にはなりません。

また3つ目の「スキルアップを伴う空白期間」というのは留学や職業訓練校等に通学してのスキルアップが該当します。これらが原因のブランクはそこまで失点になりません。

しかも学んだスキルが転職先で求められるもの場合、「意欲がある」という評価をもらうことすらあります。現に管理人が2年のブランクがありながらも転職が出来た理由はWEBと英語のスキルを学んでいたからです。

要するにこれまでの内容をまとめると、ブランクは「仕方のない理由」や「スキルアップ」によるものならば転職活動で致命的な失点要因にはならないのです。

仕事の意欲や能力不足はNG

そもそもの話になりますが、最初にブランクは理由次第では大きく問題にならないといったのは、原則として面接官の印象が悪いからです。

どうして面接官の印象が悪いかというと、ブランク期間があるということは、「空白期間を作らずに新天地を探さなかった、探せなかった」という印象を与えてしまうからです。

中でもこれから取り上げるような仕事への意欲・心身の健康・仕事の能力が疑われるような理由によって生じた空白期間は企業側に嫌われます。

  • 少し疲れたので休養期間にした
  • 今まで転職先が見つからなかった
  • 働くのが嫌でニートをしていた
  • 正社員になりたくなかったから
  • フリーター生活が楽だったから
  • 病気で働けなかったから

特に働く意欲が疑われるような理由によるブランクの発生はやる気のある人材を求める企業サイドからすると一発アウトな事案。

この点を考えると、仮にブランクの発生理由がネガティブなものであった場合、意欲があることをアピールする工夫をすることは必須と言えます。

期間別ブランクの影響度合い

転職市場においてブランクのマイナス度合は空白期間の発生理由次第と言いましたが、マイナス度合を測る際には空白期間の長さも重要になります。

それではそうですよね。

いくら真っ当な理由でのブランクとはいえ、1年を超えると流石に実務能力が落ちていることが疑われますし、休みたい、という理由でも3週間くらいの旅行ならそこまで大きな失点になりません。

このようにブランクの影響度を考える際には空白期間の長さが重要になる以上、転職活動に取り組むのなら空白期間が短いうちに始めるのが吉なのです。

このことをご理解頂くために転職市場において空白期間の長さに応じてブランクがどれだけ不利になるのか、どの程度転職希望者の立場に影響を与えるのかという点について見ていきます。

数日~一か月以内

空白期間が数日~数週間と1か月以下の場合、はっきり言ってほぼマイナスになりません。

むしろ、企業側としてはあなたが欲しい人材なら「今すぐ入社できるよね?」と聞いてきたりします。それに1ヵ月以内の場合は、仮に空白理由の説明を求められても「退職後から転職活動を始めたので・・・」で通せます。

なので、1ヵ月以内のブランクは基本的には何も問題がないと考えてしまってよいでしょう。

1ヵ月~3か月未満

次にブランクの期間が1ヵ月~3ヶ月のパターン。

こちらに関してもそこまで大きな影響にはなりません。なぜなら、転職活動には大体3ヶ月くらいかかるものなので、会社を辞めてから新天地を探せば自ずと3ヶ月くらいの空白はできるからです。

この点を考えるとさほど問題になりません。しかし、3ヶ月というラインを超えるとどんどん企業側の目が厳しくなるので、早めに転職先を見つけたいところです。

3ヶ月~半年

3ヶ月~半年というのは、転職活動におけるブランク期間の黄信号ラインになります。

なぜなら、企業はブランク期間が半年を超える求職者は書類だけで落とすケースが少なくないからです。要するに半年というラインを超えると、転職活動のハードルが一気に高まるのです。

この点を考えると、ブランク期間が3ヶ月を超えましたら早急に転職先を見つけたいですね。ちなみに、3ヶ月を超えると管理人の経験上、面接でも厳しく理由を追及されます。

半年~1年

空白期間が半年~1年というのは、社会復帰が困難になる1つの基準になります。

これは東証一部の有名企業の人事部で働いている知人から聞いた話なのですが、大手の企業は「ブランク期間が1年を超える人材」はまず取らないようです。

もちろん、求職者に特殊なスキルや実績があれば別でしょうが、一般枠ではかなり厳しいようです。この点を考えると空白期間が半年を超えているのでしたら高望みをせずにどこかの企業にとりあえず入社するのも1つの手。

1年~2年

まず1年~2年という空白期間はキャリアにおいてかなり危機的な状況と言えます。

なぜなら、過去にどんなにスキルや実績があっても1年も実務から遠さがると、感覚を失ってしまうからです。そのため、当然企業側は「未経験者」という枠で考えます。

しかも1年~2年というブランクの期間は明らかに長いので、何か特別な理由があるのではないか?と企業側に疑われます。例えば心身の病や犯罪が理由での逮捕などですね。

これらに該当しなくても転職市場においては「いわくつき人材」になる以上、正社員として採用されるハードルはかなり高くなります。現実との折り合いをつけると契約社員を狙うのも1つの手になります。

2年以上

最後にご紹介するのはブランク期間が2年を超えるケース。

正直、このケースではかなり苦労します。なぜなら、2年以上のブランクがある場合は面接官からするとブランクの理由が非常に気になるからです。

それはそうですよね。普通に2年もブランクがある場合、健康面や働く意欲に問題があるのでは?と疑われますし、何か致命的な原因が疑われるものです。

それにスキルの面でも2年も現場から遠さがっていれば、ゼロだと思われるので、企業からすると何もできない人と評価されます。実はこれが結婚等で一度正社員を離れた女性が転職市場で苦しむ理由なのです。

ブランクが2年を超えると転職活動では書類落ちも続出しますので、正社員登用もあるバイトを目指す、といった選択も考える必要に迫られます。

転職成功の鍵は上手な言い訳

これまで見てきましたように転職活動においてブランクは短いに越したことがありませんし、ネガティブな理由によるブランクは致命的。

しかし、前者のブランクの期間に関しては隠しようもありませんし、隠すと経歴詐称になるので、隠すことはできません。その一方で後者のブランクの発生理由ないくらでも言い訳ができます

上手な言い訳は必須

もちろん、「言い訳」、と言ってしまうとネガティブに感じられるかもしれませんが、転職活動においては嘘も方便。要するに素直に本当のことを転職の面接の場で語りすぎるのは決して賢くないのです。

例えばパワハラで会社を辞め、心身の体力の回復のために3ヶ月間のブランクが出来たとします。このケースで「疲れたので、3ヶ月間休んでいました。」と正直に答えるのはアウト。

なぜなら、「3ヶ月も休む=働く意欲がない」と転職市場では判断されるからです。

それではどうすれば良いかというと、3ヶ月間は前職時代に足りないと感じた○○なスキルを伸ばすために勉強をしていた

みたいなことを面接で言えば、3ヶ月のブランク期間もポジティブな時間だった、とアピールが出来ます。

後付けでよいので証拠を作る

ただし、スキルを身に付けると言って、何もやっていなければ嘘になりますよね。流石にこの嘘の検証は難しいでしょうが、発覚しても言い訳ができるようにUdemy等の動画オンライン講座に加入し、きちんとした勉強をしたという事実を作るのも重要です。

これを行い、1秒でも勉強をすれば、勉強をしたというのは既成事実になります。しかもそのスキルが転職先に使えるスキルなら意欲の高さも売り込めます。

以上は一例ですが、馬鹿正直にブランクの理由を言うのではなく、経歴詐称にならない程度には嘘を絡めた言い訳をしたいですね。

嘘をつくのは良心を痛めるかもしれませんが、経歴詐称にならないレベルの嘘は転職活動の成功に欠かせない戦略の1つ。逆に言えばこれさえ出来ればブランクはさほど問題になりません。

若さ・スキル・やる気をPRする

先ほどブランクの説明には上手な言い訳が欠かせないと言いましたが、さすがに言い訳だけでは転職は成功しません。

なぜなら、ブランク期間というのは使い方次第ではポジティブに受け取られることもあるでしょうが、普通は転職活動においてマイナスポイントにしかならないからです。

つまり、いかにうまい言い訳をしてもマイナス100点をマイナス30点に減点するだけであり、加点要素にはならないからです。この点を考えるとブランク転職を成功させるには加点ポイントのアピールが必須なのです。

それでは、ブランクがある求職者が転職の面接の場でアピールするべきポイントとは何なのでしょうか?

こちらに関しては大きく分けると、「若さ」・「スキル」・「やる気」の3つ。この3つがどれだけブランク転職で重要で、どうして転職の場で求められるのかについてはそれぞれご紹介します。

若さ

まず1つ目にアピールをしたいのは若さ。これは実はブランク転職ではかなり大事になります。

なぜなら、20代の前半~中盤のブランクはまだまだ巻き返しが出来るからです。現に大抵の企業は30歳くらいまでは未経験者を募集しています。

その採用枠を若さを売りにして「今までふらふらしていた分、腰を添えて頑張ります」という姿勢で応募すれば意外と決まることもあるからです。

どうしてこんなことが起こるかというと、日本の企業ではまだまだ若手を育てるという慣習がある上に、20代を即戦力とは基本的に考えないからです。

むしろ、若さを利用してがむしゃらに頑張ってくれたり、1つ1つ会社の仕事を吸収する姿勢を新人に求めます。これを逆手に取ればブランクがあってもさほどマイナスになりません。

スキル

2つ目はスキルです。実は10年、20年と磨き上げてきたスキルというのは、3ヶ月~半年程度実務から離れていてもそんなにさび付きません。

それに仮にさび付いたとしても長年の感覚は現場に戻ればすぐに取り戻せるはずなので、何かのスキルがあるのでしたらそれは大きなアピール材料。

特にそのスキルが転職先が求めるものの場合、完全に勝てるゲームです。例えばIT企業を受ける際にプログラミング経験がある事やタクシー会社を受ける際に豊富な車の運転経験等が該当します。

正直な話になりますが、企業側が求職者のブランクを気にするのは実務能力の低下に対する危惧が主な原因となっております。つまりこの不安が払しょくされればブランクはそこまで問題になりません。

やる気

3つ目にアピールをしたいのはやる気です。どうしてやる気のアピールが重要かというと、企業がブランク持ちの人材に最も求めるのがやる気だからです。

これはそもそもの話になりますが、あまりに才能が求められる仕事やスキルが求められる仕事以外はやる気で解決できるからです。

例えば営業職。天性の営業担当者も世の中にいるかもしれませんが、それは一握り。仮に天性の才能がなくても地道に数をこなせばそれなりの結果が出ます。

また、多くの企業は総合職としてメンバーを採用する以上、今まで経験がない業務も転職先では担当することになります。このケースでは完全にやる気が求められます。

しかも転職先の会社では新人なので新人ならではの立ち振る舞いが求められます。この点を考えると、やる気があり、何でも目の前の業務を頑張り、会社にコミットしてくれるような人材は多少ブランクがあっても企業は欲しいと思うものです。

しかもやる気というのはスキルや年齢に問題があっても出そうと思えば誰でも出せますので、是非ともアピールをしたいですね。

今はブランク人材が評価される

これまでご紹介してきましたように転職活動においてブランクはないに越したことがありませんが、実は今ブランク人材が転職市場で求められております。

どうして転職市場でブランク人材が求められているかというと、今は人手不足でどの会社も猫の手も借りたい状況だからです。

このような状況においてブランク人材はまさに魅力的です。なぜならブランクをもって転職活動に取り組む人材の場合、内定を出せばすぐにメンバーになってくれるからです。

しかもブランクがある場合、企業側としては転職希望者を有利な条件で雇うことができるのも追い風。例えば正社員ではなく、契約社員、賃金も適正価格よりも下の条件で出すこともできます。

要するにブランク人材は企業側からすると扱いやすく、雇いやすい人材なのです。ちなみに管理人の知人は3年間のブランクがありながらもこの波に乗り、リクルートという大手企業に転職を果たしました。

彼の転職成功ケースからもブランク人材が転職をするのでしたら転職市場が人材を求めている今が一番という結論になります。

ちなみに、もしあなたが彼のように長年フリーターをやっていたことによって発生したブランクをお持ちでしたら、こちらのページに目を通すことをおすすめします。

バイト人生を卒業して社員になる方法

必ず転職エージェントを使う

空白期間がある人が転職活動において最も苦戦をするのが企業側とのマッチング問題。

なぜなら、ブランクがある人材を嫌う業界(銀行や証券など)に転職希望を出してもまず通らないですし、ブランク持ちに寛容な会社に絞って受ければ、空白期間がそんなにマイナスにならないからです。

このシンプルな理論を考えるとブランクを持ちながら転職を希望するのでしたらあなたの空白期間をそこまで気にしない企業や業界を把握することが欠かせません。

しかし、こんなの分かりませんよね。そこで役に立つのが転職エージェント。

この転職エージェントというのは簡単に言えば、あなたに転職先を紹介してくれる転職の世界のプロ。

彼等にあなたの職務経歴書を送れば、ブランクがあるあなたに興味を持つ転職先の候補を紹介してくれますし、必要に応じて電話や対面であなたの転職相談に乗ってくれます。

それにブランクを持つ今のあなたの適正年収の診断や面接練習の手伝いまでしてくれるので、どこかの企業への転職を希望するのでしたら一度は転職エージェントの話を聞いてみる価値は大いにあります。

現在31歳の現役のサラリーマン

一流と言われる私立大学を卒業しながらも新卒の就職活動に失敗してブラック企業に入社。

入社後には尋常ではない陰湿なパワハラの被害に遭い、嫌気がさして1年弱で退社して無職に。職歴のブランクあり、スキル無し、コネなしという状況で就職先が見つからず、スキルを身に付けるべくベンチャー企業(実態はスーパーブラック企業)にアルバイトとして入社。

2社目のベンチャー企業という異名を持つブラック企業はパワハラはないものの、激務・薄給(時給換算で500円以下)と典型的なブラック企業でしたが、その会社でWEB制作の技術を学び、その経験から現在の会社(非ブラックな中小企業)に引き抜かれました。

これまでの経験からブラック企業の実態、転職活動のコツ、無職並びにフリーターの就職活動周りに非常に精通しているので、こういった内容のコンテンツを随時配信していきます。なお、自身の過去の経験から労務問題には興味を持ち、隙間時間で社労士の資格勉強にも着手中。

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