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こんにちは。私は「ブラック企業転職.jp」の管理人の山田の知人の青山恵子です。

私自身、ブラック企業に勤務し、犯罪まがいのセクハラに遭った経験があるので、その経験を誰かに伝えられればと思っていました。

そんな時に昔からの知人であるこのサイトの管理人である山田から「君の経験を記事にしてほしい」と言われたので、今回は私の体験談をご紹介します。

実は私は新卒の就職活動でIT系の会社に事務職として入社しました。IT業界に従事している人間なら誰しも知っているような有名な会社です。

私自身は何か特別なことが出来るわけではないのですが、たまたま面接官と相性があったので事務職として採用されました。当時の私は、大手企業は福利厚生もしっかりしていて、ブラック企業とはほど遠いものだと思っていました。

ですが、そのイメージがすぐに覆されることになります。当時の私が勝手に大手企業に抱いていたイメージが崩れ落ちた理由についてはこれからご紹介する内容に目を通せば分かるので、ぜひ最後までお付き合いください。

実は隠れブラック企業だった

最初はイメージ通り、福利厚生もしっかりしているいい会社だと思いました。現に残業代は残業した分だけしっかり支払われるし、誕生日休暇、創立記念日休暇、プレミアムフライデーなど、お休みも充実していました。

社員同士の仲もよく、雰囲気もとても良かったですし、大手企業ということで友人にも羨ましがられたことが記憶に新しいです。ただ、しばらくするとブラック企業の本当の姿が見えてきました。

まず、一言で言うと「残業時間がとんでもない」のです。

毎日の深夜残業が明らかに

私はエンジニアではないですし、部署で唯一の女性社員ということもあり甘やかされてきました。ありがたいことに残業はほとんどなく、あったとしても1時間程度お手伝いをするくらい。

ですが、私の上司・先輩の話を聞くと、そのとんでもない残業時間が明らかになりました。例えば金曜日の夜は私はいつも通り仕事を終わらせて定時を過ぎたあたりで退社します。

ですが私以外の社員は一切帰る様子がなく、むしろ今から本番といった様子です。そうは言ってもあと数時間のうちに帰るだろうと思っていたのですが、その残業は終電時間まで続いたそうです。

終電でも帰れない

そして、ついには終電時間を過ぎても残業を続けていたというのです。

それだけでも十分ブラック企業だと思いますが、それだけではおわりませんでした。その後、土曜日の朝に始発で帰るわけでもなく、そのまま仕事を続けるのです。

基本的には土日は本来お休みにも関わらず、朝から晩まで働き続けます。さすがに土曜日には帰るだろうと思いきや、帰らずに日曜日も仕事をしたというのです。そして、日曜日も帰らずに、月曜日の朝を迎えました。

私が早めに出勤したのにも関わらず社員全員揃っていたので、違和感はあったのですがまさかそんなことがあったなんて想像もつきませんでした。

生活の中心が会社になる

当時の会社には、シャワー室や仮眠室も完備されています。他の会社に勤めたことがなかったのでそれが当たり前なのかと思っていたのですが、同じような大手企業に勤めている友人に聞いたところ、そのようなものはないということで、異常さを感じました。

会社で寝泊まりするのは異常

会社の中に生活環境が用意されていることも、日を跨いだ残業がなくならない原因の1つなのではないでしょうか。普通に仕事をしていれば、シャワー室も仮眠室も不要だと思います。

むしろ撤廃すべきです。しかも、シャワー室は利用したが、仮眠室は一切利用していないというのです。

時々仕事をしながら寝落ちたりはしたものの、ゆっくり眠ったりはしていないらしく、確かに目が虚ろでした。私が家でのんびりしていたり、友人と遊んでいたり、寝ていたりする間、他の社員はずっと仕事をしていたわけです。

これがブラック企業以外の何だと言うのでしょうか。

残業代には上限額がある

私に関しては残業した分はしっかり残業代が支払われていました。しかし、私以外はそうではありません。実際に働いている時間は労働基準法の基準を大幅に超えているので、公にできないものだからです。

上限時間までは残業代が出ているようですが、それ以上はサービス残業でした。よく会社を辞めずに続けていると感心さえしたものです。

技術はある方たちばかりだったので、他にもいくらでも行くあてはあるはずなのに、そこまでしてその会社にいる意味はあったのだろうかと不思議に思います。

毎日のセクハラに苦しむ

そんな会社で私は何もできませんでしたが、とても優しくしていただいていました。優しいだけならよかったのですが、それが次第にセクハラへと繋がっていったのです。

もちろん、社員の全てというわけではなく、ごく一部の人間だけなのですが、とても嫌な思いをさせられました。手を握られる、撫でられる、お腹や胸に触られるなんて当たり前にされていました。

当時の私はまだ入社したばかりで、どうしたらいいか分からず我慢を続けていましたが、今思うと気持ち悪い事この上ないですし、すぐに何かしらの対応に出たと思います。

「セクハラ、パワハラについての認識の甘さ」もブラック企業たる所以だと思います。

上司にキスをせがまれる

他にどのようなことがあったかと言うと、就業時間中に上司命令で水族館や遊園地に連れ出されたりもしました。

もちろん、当然のように手を握られ、「デート」をさせられました。キスをされそうになったり、ホテルに連れ込まれそうになったこともありました

それにいろいろなものを貢がれ、金を使ってやっているのだから、セクハラのことは黙っているように脅迫するようなことを言われたこともありました。

同棲している彼氏がいましたが、負担をかけたくなかったために相談することもできず、1年くらいは溜め込んでいたと思います。

ついに我慢の限界が来る

「男性が多い会社なのだから仕方ない、きっとこのくらいセクハラでもなんでもないのだろう、嫌われないだけましじゃないか」、と思い込むようにしていましたが、ある日突然、ぷつんと糸が切れたように限界が来てしまいました。

セクハラについて、少し上の上司にそれとなく相談してみました。すると、返ってきた答えは「そのくらいはセクハラでもなんでもない。よくあること。どれも君のためにやっている」というものでした。

唖然としました。この会社は根っこから腐ってしまっているのだ、どうにもならないのだとそこで確信しましたし、残業時間が労働基準法を守らないだけではなく、そういった点でも会社として機能しておりませんでした。

会社と決別を決意

こんな会社に長く居続けるメリットが全く見当たりませんでしたのでやめようと決意をしました。しかしそうは言ってもすぐに仕事が無くなるのは困ったので、どうにかその会社で働き続けながらも転職活動に取り掛かりました。

幸い、転職先はすぐに見つかりました。転職先には、なぜ転職をすることになったのかも素直に伝えています。

転職先は小さな会社でしたが社長同士が知り合いらしく、怒鳴り込んでやろうかと言ってくださりましたが、それはしませんでした。

きっとあのまま会社が何も変わらなければ、こちらから何をせずとも落ち目になるだろうと思ったからです。残業が偉いという古い考えの方も居るかもしれませんが、今どきの若い人はそういう考えはないと思います。

新人が育たなければ、社員は年々減っていくばかりです。セクハラについても同じです。根本的に会社の意識が変わらない限り、どうにもならないことなのだと思います。

前職への願い

私のような新入社員1人の言葉ではどうにもならないのは事実ですし、もう辞めてしまった会社のことを気にしても仕方がないのですが、やはりいい人がいることも事実ですので、いい方向に変わっていってくれることを願うばかりです。

また、会社が改善に向かい始めるまでは、どうにか悪評が広まり、その会社を志望する方が1人でも減ってほしいと思います。

働くことは大切なことです。働かなくてはお金ももらえませんし、生きていけません。ですが、働くこと、会社のことが1番になるのは違うと考えています。

仕事とプライベートを両立でき、嫌な思いをすることなく働いていける社会になればいいと強く考えるきっかけとなる出来事でした。

現在28歳の現役のサラリーマン(3社目)

日本最難関の私立大学を卒業しながらも新卒の就職活動に失敗してブラック企業に入社。

尋常ではないパワハラの被害に遭い、体を壊して1年弱で退社して無職に。職歴のブランクあり、スキル無し、コネなしという状況で就職先が見つからず、スキルを身に付けるべくベンチャー企業(実態はスーパーブラック企業)にアルバイトとして入社。

2社目のベンチャー企業という異名を持つブラック企業はパワハラはないものの、激務・薄給(時給換算で500円以下)と典型的なブラック企業でしたが、その会社でWEBマーケティングの技術を学び、その経験から現在の会社(非ブラックな中小企業)に引き抜かれました。

今の会社は以前のブラック企業と比べると激務ではなくプライベートに充てる時間が出来たため、過去の自分のようにブラック企業と関わったがために心身がボロボロになる人が一人でも減ることのお手伝いが出来ればと思い、当ブログの運営を決意。

自身の経験からブラック企業の実態、転職活動のコツ、無職並びにフリーターの就職活動周りに非常に精通しているので、こういった内容のコンテンツを随時配信していきます。なお、自身の過去の経験から労務問題には興味を持ち、隙間時間で社労士の資格勉強にも着手中。

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