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残業代・休日手当ゼロの職場の実態

ブラック企業と聞くとどんな会社を思い浮かべますでしょうか?

激務だったり、パワハラがあったりと、色々なことを思い浮かべると思いますが、一番のポイントになるのが給与です。

この給与に関しては給与額が低いことに加えて、残業代が支給されなかったり、休日手当が全く出ないなんてケースが良くあります。

この給与面において社員の扱いが最低なブラック企業の実態を知って頂くためにブラック企業で勤務した経験がある管理人の友人の体験談をご紹介しようと思います。

最後まで目を通しますと、ブラック企業の給与水準の実態や残業代や休日手当の未払いぶりのひどさが良く分かります

ブラック企業への入社の経緯

入社経緯
以前勤めていた会社で私よりも少し早く転職した上司から『ウチの会社で働かないか?』と転職活動中にお誘いがありました。

上司が働くその会社は、社長とその夫人と上司の3人の家族経営の小さな町工場で給与も低そうなので最初は迷いましたが、前の会社で一緒に働いていた上司と働けることが決め手となり、就職を決意しました。

提示された給与を下げられる

入社時に給与査定があり、年収ベースで300万円、月給ベースで25万円が提示されました。

この会社側が提示した額面に対して異議はなかったので即OKをしたかったのですが、『3日間しっかり考えて3日後に返答して』との事だったので、3日後に返答をしにいきました。

そこでいきなり、『あの金額は高すぎた。税理士とも相談して変更した』と提示された月収は、当初の提示額よりも7万円も低い額になりました。

どうして7万円も下がるのか納得が出来なかったので理由を聞くと、3日の間に私と近い年齢やキャリアの人の給与を同業他社に聞きまわった結果、提示した給与が割高であるを感じたからだそうです。

こちらとしては全く納得はできなかったのですが、『この給与が受け入れられないなら、今すぐ出ていけ』と怒りだす始末。

本来なら、新しい会社で気持ちも切り替えて、より奮闘したいのですが、賃金というとても重要な事に関して平然条件を覆し、さらに不服なら即クビをチラつかせる姿勢に、いきなり今後の不穏を感じました。

休日手当が発生しない

休日手当
さらに給与に対して苦難が続きました。

入社時の給与査定の際に、『残業手当と休日手当あり』という条件だったのですが、給与明細を計算すると残業手当も休日手当も一切給与に加算されておりませんでした。

正直、おかしいと思いましたが給与査定の時に揉めてから日が浅い事から私も意見する事を躊躇し、口に出すタイミングを逃しました。

その結果として数年間休日手当も残業手当もないまま働き続けることになりました

月給が低く、残業代も休日手当ももらえないために十分な貯金が出来ず困っていたところ、さらに追い打ちをかける状況が発生しました。

なんと私の給与が約1年分ほど役所に申告されていなかったので突然1年分の所得税を月給から一括で差し引かれることになったのです。

しかも管轄の役所からは所属税の支払に加えて、『給与の申請ミスによる住民税と国民健康保険の差異を支払ってほしい』という請求が来ました。

本来、支払うべき税金と保険料と言われれば確かにそうですが、貯金がほとんどない私には支払うのが厳しい額でした。

さすがにこれには納得いかず説明を求めても、社長は会計士の責任とし、会計士は役所の責任だと責任のなすり合いに終始してしまいました。

結局一括で払うしか選択肢がなく、泣く泣くなけなしの貯金を手放すことになりました

会社を追い出される

ある時、繁忙期に上司が体調不良で長期休む事になり、納期の関係から私が1ヶ月ほど全く休まず業務する事になりました。

休日手当がつかない事は今に始まった事ではなかったので、今回も特に気にもせず期待もしていませんでした。

そんな時に社長夫人から『本来は休日手当はないが、かわいそうだから今回だけは』と金一封が渡されました。正直なところ、この対応には怒りがこみ上げました。

給与査定の際に支払うと約束していたはずの休日手当を今まで払わなかったのに、かわいそうだからという理由で金一封を渡す神経が許せなかったのです。

『あなたのお情けはいりません』と金一封を社長夫人に突きかえすと、烈火のごとく怒り狂った社長が私の元にやってきてました。

こちらの情けを突き返したお前は絶対に許せない、クビだ。』と社長は大声で怒鳴りだしました。これにはイラっと来たので反論したところ、その日のうちに会社から貸与していたパソコンと社員書を取り上げられ、職場に出入り禁止になりました。

全てを失い経済的に困窮

経済困窮
突然会社を追い出されて、正社員という身分と収入をいっぺんに失いました。

家賃などの生活費に加えて、未払いの住民税と国民保険料が残っていたので、会社都合での解雇を利用して失業手当の申請をすることにしました。

ところが、解雇から1ヶ月ほどして失業手当の申請に必要な離職票を上司から渡された際に記載されていたのは、『本人の自己都合による辞職、口頭で申し立てあり』というものでした。

その結果として会社都合の解雇のメリットである申請から8日後に支給される失業保険の特別支給要件が満たされず、失業保険の支給は3か月後になり、早急な収入の確保の道筋は完全に途絶えました

しかもリーマンショックの真っ只中でもあり、何社か面接しても正社員になるのもかないませんでした。

「このままだと自己破産かな・・・」と思っていたところ、運が良くアルバイトですが超大手の企業に勤める事ができ、当面の食い扶持の確保に成功しました。

その結果として生活の破綻という最悪のシナリオからは抜け出せました。

会社に対する復讐を執行

会社への復習
会社をクビになってから7ヶ月ほど経ち、生活に対する余裕と気持ちの強さも取り戻しましたが、一方的にクビにされた悔しさや怒りは心の片隅から消えずにいました。

そこで嫌な気持ちを完全に払拭し、以前の職場に対するイライラと決別する為に法的措置に取り組むことを決意しました。

そのために私が正社員として入社してからのすべてのタイムレコーダーのコピーと給与明細を比較し、会社が私に対して支払うべき満額の残業代を試算して請求することにしました

ちなみに残業代の請求以上に過激な復讐をしたいのでしたら、ブラック企業に対して行っておきたい5つの復讐についてまとめているこちらのページをどうぞ。

糞な会社にやりたい5つの報復

予想以上の勝訴金を獲得

結果は証拠不十分という所もあり、私が望んでいた請求額には及びませんでしたが、会社側が私に提示してきた和解額よりも遥かに多くの賠償金を支払わせることができました。

それに加えて弁護士を雇った費用も会社に負担させられたので、気持ちの面でも懐の面でもすっきりしました

ちなみに肝心の仕事に関しては相変わらずアルバイトのままです。ですが、以前の職場がブラック企業過ぎたので、今の職場の幸福度が非常に高いので割と幸せです。

それに肝心の給与に関してはアルバイトとはいえ、クビになった会社よりも高いので何も不満はありません。

しかもアルバイトである以上、空き時間が多いのでその時間を利用してネットビジネスを行うようになり、時間や場所にとらわれずに得られる収入源も手に入ったので、辞めてよかったと思っています。

なのでもしあなたが今ブラック企業にいるのでしたら、すぐに辞めて違う道を探すことをおすすめしたいです。

現在31歳の現役のサラリーマン

一流と言われる私立大学を卒業しながらも新卒の就職活動に失敗してブラック企業に入社。

入社後には尋常ではない陰湿なパワハラの被害に遭い、嫌気がさして1年弱で退社して無職に。職歴のブランクあり、スキル無し、コネなしという状況で就職先が見つからず、スキルを身に付けるべくベンチャー企業(実態はスーパーブラック企業)にアルバイトとして入社。

2社目のベンチャー企業という異名を持つブラック企業はパワハラはないものの、激務・薄給(時給換算で500円以下)と典型的なブラック企業でしたが、その会社でWEB制作の技術を学び、その経験から現在の会社(非ブラックな中小企業)に引き抜かれました。

これまでの経験からブラック企業の実態、転職活動のコツ、無職並びにフリーターの就職活動周りに非常に精通しているので、こういった内容のコンテンツを随時配信していきます。なお、自身の過去の経験から労務問題には興味を持ち、隙間時間で社労士の資格勉強にも着手中。

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