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証券会社は超ブラック

もしかしたら今のあなたは一度くらい証券会社はブラック企業が多い、という話を聞いたことがあるのではないでしょうか?

現にネットで証券会社の勤務体験談を探してみるとポジティブな声はほとんどなく、ほぼ全てネガティブな声ばかり。ちなみにこのネガティブな声の一例としてはこういったものがあります

  • ノルマが厳しくてやばい
  • 毎日上司の詰めが厳しい
  • お客さんからの罵声が疲れる
  • 数字が人格の社風が合わない
  • 同期や先輩が失踪した

なかなかですよね。しかし、こういったネット上の声を見るだけでは証券会社の実態はいまいちわかりませんよね。

そこでこのページでは新卒で証券会社に入社し、証券会社のブラック企業ぶりに嫌気が指して退職をした経験を持つ管理人の友人の弟のエピソードをご紹介します。

彼の体験談に目を通せば、証券会社の理不尽な社内体制やブラック企業ぶりが良く分かります

証券会社に入社を決めた理由

証券会社に入社した理由
高給取りを夢見て証券会社の営業に就職、あっけなく砕け散った夢

私は学生時代、当時交際していた彼女との間に子供が出来て結婚しました。

ちょうど就職活動中に子供が産まれ、家族を養っていくために多くのお金を稼げるようになりたいという気持ちが強くなりました。

そのため、実力次第で高給取りになれる証券業界、その中でも実力主義を前面に押し出している地場の証券会社に魅力を覚えました。

また、金融機関の休日は土日祝であるため、家族との時間も大切に出来るのも好感が持てました。そこで他の会社からも内定をもらっておりましたが、証券会社に入社することに決めました。

入社した証券会社の雇用条件

ブラック企業の雇用条件
私が新卒入社した証券会社の雇用条件について簡単に説明しますと、このようになっておりました。

  • 業種・職種:証券会社・営業職
  • 休み:土日祝
  • 給料:基本給+営業手当+成果給
  • 賞与:ボーナス年2回

特に成果をあげれば成果給がもらえることに魅力を感じて頑張っていこうと決意しました。現に入社当時はやる気に満ち溢れていて、トップセールスを本気で目指しておりました。

しかし、日がたつにつれて、だんだんブラック企業であることに気づかされていきました。このブラック企業だと感じた理由についてはこれからご紹介します。

労働時間は完全なブラック企業

激務で苦しむ人
まず初めにブラック企業だと感じたのは労働時間。このことをご理解頂くために私が働いていた当時の労働時間や出勤事情をまとめてみました。

  • 出社:7:30
  • 昼休憩:30分
  • 退社時間:22:00頃
  • 休日出勤…月に数回

朝の出社時間が無駄に早い

出社時間が早い理由は上司により強制されていたからです。実は定時は8:30なので、入社当時は8時15分くらい会社につくようにしていましたが、「遅すぎる」と上司に怒られたので1時間前出社を心がけるようにしました。

毎日定時前に強制的に拘束するのはいかがなものかと思いましたが、新入社員であるため上司に意見するとそれだけで生意気などと思われそうなので我慢して従うことにしました。

そして、しばらくは7:30に出社しておりましたが、それでも教育担当に出社時間が遅いと言われました。先輩上司は6:30くらいには出社しており、最も下である私が一番早くに出社するのが当たり前ということでした。

残業をしないのはアウト

時間外労働の体験談
ただ、私は会議には間に合っているし、また妻に毎日弁当を作ってもらっていたため、そんな早くには出社できないと伝えたところ、それなら一回家に訪問して妻に言おうかとも言われました。

さすがにそれには従えないというと仕事に対してのやる気がないという扱いをされ、他の事でも嫌味を言われるようになりました。

また、退社時間については定時が17:30でしたので、毎日残業を4時間以上はしておりました。もちろんしたくてしているわけではありませんが、ほとんど強制でした。

帰宅は毎日22時頃

営業スタイルは株式相場が動いている9:00~15:00は出来る限り外には出ず、電話でセールスを行い、それから20:00まで商品の対面販売をするためにお客様のお宅に訪問してセースルを行います。

その後、各営業マン各々が営業所に戻り、お客様のところで交わした契約書を発注し、落ち着いたところで、当日の営業数字や翌日の方針等の報告をします。

これらを行うと時刻は21:00を回ります。その後翌日の準備をして退社するという流れでしたので、帰宅は22時頃でした。

時間外労働は当たり前

時間外労働でいいますと1時間前の出社、4時間以上の残業、月に数回の休日出勤で100時間以上になっております。

営業手当が5万円支払われているため、残業代や休日出勤の手当ては一切つきません。また、同じ営業所に同期の女性がおりましたが、メンタルが弱く、よく過呼吸などの体調不良を起こしていました。

そのため、あまりその同期を働かせることで体調不良が悪化するとパワハラと言われる可能性もありますので、その同期は定時出社・退社をさせておりました。

ただ、私と比べて100時間以上労働時間が少ないのに給料は全く同じでした(インセンティブは除きます)。そんな状況でしたので、家族と時間がとれないことや同期との差別に不満が募っていくばかりでした。

有給取得はマイナス評価に

有給取得はアウト
ブラック企業と感じることその2は、有給休暇をつかうことが悪かのような扱いをされることです。

その会社では有給休暇の取得は原則断られる上に、無理に取得すればやる気がないと査定される風習がありました。

妻の体調不良でも休めない

私はそういう風潮なことは薄々わかっておりましたので、有給を使わないようにしておりましたが、どうしても使わなければならない場面がありました。

1つ目は妻が体調不良になったときです。朝、目が覚めると妻の顔色が悪く、高熱や吐き気がありました。

当時は2歳、0歳の子供がおりましたので、子供をつれて病院に行けない、子供の面倒が見ることが出来ない状態でしたので、会社にその旨を伝え休ませてもらえるようお願いしました。

ただ、その日にとあるお客様で商品購入の契約書を交わす約束があったため、有給取得を拒否されました。お客様もいつでもいいとおっしゃっていたので、次の日に伺うつもりであることを言いましたが、今日に契約をしろと言われ拒否されました。

出産の立ち合いも断られる

また、3人目の子供が産まれる時も同じ事がありました。朝、子供が産まれそうなので休みたい旨を伝えると、同様に拒否されました。子供の面倒を見なければいけないため出社は不可能と伝えましたが、他の誰かに面倒を見てもらえとのことでした。

仕方なく出社しましたが、就業規則には配偶者の出産の場合は有給休暇取得可能と記載があるのではっきりいっておかしいと思いました。こういった状況が積み重なると自ずと会社への不信感が募っていきまいた。

理不尽な給与体系

給与体系がブラック企業
休暇や就業時間についてもブラックと感じておりましたが、自分の実力に応じて給料が多くもらえるインセンティブ制度があるので日々頑張っておりましたが、給料形態も理不尽そのものでした。

インセンティブ制度は不平等

インセンティブは階級によって異なりますが、月々足切りラインがあり、それ以上の営業成績を上げなければインセンティブはもらえず翌月にリセットとなります。

それだと、成績さえあげればいいように思えますが、それだけでは解決しません。なぜならインセンティブは各自の目標に対しての達成率ではなく、実際の営業数字で決まるからです。

そのため、担当しているお客様の層で大きな差が出てしまうのです。これは投資欲が低い顧客ばかりを担当していた私にとっては完全に不平等な環境でした。

ボーナスがもらえない

また、ボーナスについては資産導入金額から資産出金額を差し引いた額で計算されます。そのため、いかに契約数を増やしても解約した顧客が発生し、「資産導入額-資産出金額」が0未満であればボーナスは0ということになります。

特に私の場合は休眠顧客ばかりを担当していたので、これがかなり痛かったです。彼等は良く解約をするので、結果として資産出金額が増え、ボーナスがもらえないばかりがマイナス査定もしばしば

営業スキルもありますが、客層で事実上給料水準が決まるシステムなので、給与が上がる見込みがありませんでした。

しかも近々月に5万の営業手当もカットするということが社内で発表があり、これは家族を養っている私にとっては絶望的でした。

ブラック企業からの転職を決意

転職を決意
これまでお話ししたように、いろんな要素でブラック企業に感じていた私は将来にも希望が見えず、退社するが悩んでおりました。

家族があるので辞めることはリスクでしたが、現状維持をしても何も変わらないし、家族にずっと迷惑をかけるならリスクを取って転職し家族を幸せにしようと退職しました。

有給消化が約2か月ありましたので、その間に転職活動をし、とある商社に入社致しました。中途採用でしたが、証券会社に勤めていたときの年収も倍以上になり、かつ労働時間も少なくなったので、妻も喜んでいます。

結果としては正解でした。正直な話、将来のない現状にしがみつくりよりもリスクを取ってでも新たな環境に逃げた方がよいことに気づかされた経験でした。

現在31歳の現役のサラリーマン

一流と言われる私立大学を卒業しながらも新卒の就職活動に失敗してブラック企業に入社。

入社後には尋常ではない陰湿なパワハラの被害に遭い、嫌気がさして1年弱で退社して無職に。職歴のブランクあり、スキル無し、コネなしという状況で就職先が見つからず、スキルを身に付けるべくベンチャー企業(実態はスーパーブラック企業)にアルバイトとして入社。

2社目のベンチャー企業という異名を持つブラック企業はパワハラはないものの、激務・薄給(時給換算で500円以下)と典型的なブラック企業でしたが、その会社でWEB制作の技術を学び、その経験から現在の会社(非ブラックな中小企業)に引き抜かれました。

これまでの経験からブラック企業の実態、転職活動のコツ、無職並びにフリーターの就職活動周りに非常に精通しているので、こういった内容のコンテンツを随時配信していきます。なお、自身の過去の経験から労務問題には興味を持ち、隙間時間で社労士の資格勉強にも着手中。

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