

転職の相談って誰にするのがベストなのか?
転職の相談相手を探す際に頭を抱える問題の1つに「誰に相談するべきか?」という相談相手の選別があるのではないでしょうか?
特に、会社の同僚を選んでよいのか、両親や恋人に相談をするのはどうなのか?
こんことって気になるとおもいます。
実は転職の相談相手を探すにこの「誰に相談するか」というのは本当重要なのです。
なぜなら、あなたにとって転職は人生の一大イベントであると思いますが、相談相手である「誰か」にとっては他人事なので、真剣に取り入ってくれない可能性があるからです。
つまり、転職の相談をするのでしたら、あなたの話を真剣に聞いてくれて、的確なアドバイスをくれる相手を選ぶのが欠かせません。
そこでこのページでは転職の相談は誰にするのが理想的なのか、そして相談相手として避けるべき相手は誰なのかについて考えていきます。
目次
ベストは利害関係のない年上の転職経験者
「誰に相談をするか」について迷った時に真っ先に選びたいのは最低でも1回は転職した経験が社外の年上です。
それに可能であれば利害関係がないのが望ましいです。
どうしてこの社外でかつ、利害関係のない年上の転職経験者が良いかというと、客観的なアドバイスをしてくれるからです。
当然、実際に転職を経験している以上、経験の良し悪しは分かるはずです。それに転職する側の不安な心理もある程度分かっているのも心強いです。
またあなたよりも長く生きている以上、あなたよりも知見や人生経験が豊富であることが期待できます。
この豊富な知見や人生経験を利害関係なないので、惜しみなく提供してくれることが期待できます。まさに転職の相談相手としては最適です。
そこでもしあなたが転職の相談を誰にすればよいか迷いましたら、まずは利害関係のない・年上の転職経験者を選ぶのが無難です。
転職歴のある優秀な学生時代の知人
もし、気軽に相談できる「利害関係のない年上の転職経験者」がいないのでしたら、職場を変えた経験がある学生時代の優秀な友人を選ぶのが一番。
どうしてこのような人を選ぶのが良いかというと、学生時代の友人はあなたの性格をある程度知っているからです。
これは心強いですよね。
そのうえ、優秀となれば、あなたに役立つアドバイスやあなたの状況に即した助言をしてくれることが期待できるからです。
現に管理人自身、新卒で入社した会社を辞めることを決めた際には、本当に優秀だと思っていた友人に相談をしました。彼の助言のお陰で思い切ってキャリアチェンジが出来たという経緯があります。
私の話はさておき、ただの友人ではなく、転職経験がある友人の意見は真剣に転職を考えているあなたにとって有益な情報が多いはずです。
そこで適切な相談相手がいなければ、「転職歴のある優秀な友人」を探して、飲みに誘ってみることをおすすめします。
今勤めている会社を辞めた人
先ほど紹介した「利害関係のない年上・優秀な学生時代の知人」と同時に意見を伺っておきたい人が一人います。
それはどんな人かというと、あなたが今勤めている会社を辞めた人です。
どうして辞めた人の意見を聞いた方が良いかというと、辞めた人の話を聞くことで、今の会社の良し悪しを客観的に評価できるからです。
実は今の職場で働いていると、今の職場の不満や嫌な点が際立ちますが、新天地に移ると前職の方が良かった、なんてことはよくあります。
特に給与水準や労働時間といったポイントに関しては、今の会社が良いか悪いかはどうしても他社との比較で決まります。
その際に辞めた人の感想は非常に参考になります。
転職活動において転職をしない、というのも立派な決断です。本当に今の会社を辞めた方が幸せになるのかの判断は、実際に辞めた人の話を聞いてからでも遅くはありません。
そこで管理人個人としては、実際に新天地探しをする前に一度は今の会社を辞めた人の話は聞いてみることをおすすめします。
相談相手に不適格な3種類の相手
今回取り上げた「利害関係のない年上」・「学生時代の優秀な知人」・「既にあなたの会社を辞めた人」は、職場を変えることを相談する相手としては完璧です。
誰に転職の相談をすればよいか迷いましたら、この3名に連絡を取ってみることをおすすめします。
なお、ここまでの話とはややずれますが、転職の相談をする際には絶対に選んではいけない相手もいます。
実は誰に相談をするかを考える際に「誰に相談してはいけないか」を把握することは非常に大切です。
そこでここからは新天地探しの相談相手に選ぶべきではない3つのタイプをまとめてみました。
- 今の職場の上司や同僚
- 転職経験がない人
- 両親
ここで取り上げたメンバーに転職の相談をするとどうなるのかについて考えてみます。
職場の上司や同僚
職場の上司や同僚に新天地を探していることを話してよいことは一人もありません。
なぜなら彼等に会社を辞めることを考えていることを伝えると、その話は翌日にはオフィス中に広まるからです。
オフィス中にあなたが辞めるという噂が立つと、当然会社にいづらくなります。どうしても日本の職場は仲間意識が無駄に強いために、辞めようとしている人には冷たいです。
急に周りのメンバーの対応がそっけなくなったり、新天地探しの妨害をされることも考えられます。
こんなリスクを考えるとできることならば、新天地探しの助言を社内の人に求めることはおすすめしません。
転職経験がない人
2つ目の「転職経験がない人」も相談相手としては不適格です。
どうしてかというと、職場を移った経験がない人にとって、職場を変えることがどんなことなのか、いまいち分からないからです。
そのため、彼等にアドバイスを求めても、無難なアドバイスしかされません。しかも人によっては、新天地探し事態を否定されることもあるかもしれません。
これではせっかく新天地を探そうとしているあなたのやる気が無くなってしまいます。
どうしても人は自分が経験したことがないことに関しては分からないものです。
つまり、転職未経験者にとって職場を変える事は未知の存在なので、新天地探しに関しては彼らの助言は役に立たないと考えるのが無難です。
両親
3つ目の不適格な相談相手は両親です。
どうして両親に新天地探しの意見を求めるのが良くないかというと、答えが決まっているからです。
その答えは、当然「辞めた方が良い」です。
これは管理人自身も経験しましたが、両親は子供には安定した路線を歩んでもらいたいと思うものです。
つまり、転職という今の生活の安定を捨てる行為を伝えると、「あなたのため」という魔法の言葉で否定をしてきます。
相談をしても答えは決まっているのですから、彼等の意見を聞くのはあまり役に立ちません。
新天地が決まった後に事後報告をするのは悪くありませんが、有益な助言を期待するのは厳しいです。
外さないのはエージェントへの相談
このページではここまで転職の相談は誰にするべきか、そして誰に相談をしてはいけないのかについて見てきました。
このページの内容に頭を通せば、新天地探しの相談相手を誤ることはありませんが、1つだけ注意があります。
その注意点というのは、今回紹介したタイプの人たちというのは、転職のエキスパートではないことです。
つまり、彼等のアドバイスを聞くことは参考になるとはいえ、新天地探しが成功するとは限りません。
餅は餅屋という言葉の通り、転職を成功させたいのでしたら新天地探しのプロの意見を聞いておいて損がありません。
この新天地探しのプロとは何かというと、転職エージェント。
彼等に新天地探しの相談をすれば、あなた自身の市場価値の診断からあなたの希望する条件に該当する会社のリストアップまでを手助けしてもらえます。
この転職エージェントの力を借りるというのは、新天地探しには不可欠です。
そこでもしあなたが転職を成功させていのでしたら、まずはエージェントに連絡をしてみることをおすすめします。

現在31歳の現役のサラリーマン
一流と言われる私立大学を卒業しながらも新卒の就職活動に失敗してブラック企業に入社。
入社後には尋常ではない陰湿なパワハラの被害に遭い、嫌気がさして1年弱で退社して無職に。職歴のブランクあり、スキル無し、コネなしという状況で就職先が見つからず、スキルを身に付けるべくベンチャー企業(実態はスーパーブラック企業)にアルバイトとして入社。
2社目のベンチャー企業という異名を持つブラック企業はパワハラはないものの、激務・薄給(時給換算で500円以下)と典型的なブラック企業でしたが、その会社でWEB制作の技術を学び、その経験から現在の会社(非ブラックな中小企業)に引き抜かれました。
これまでの経験からブラック企業の実態、転職活動のコツ、無職並びにフリーターの就職活動周りに非常に精通しているので、こういった内容のコンテンツを随時配信していきます。なお、自身の過去の経験から労務問題には興味を持ち、隙間時間で社労士の資格勉強にも着手中。
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