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私は、25歳の時に食品を扱う仕事で事務員として働いていました。主な担当業務としては接待や事務、荷物を運ぶお仕事でした。

求人情報は転職の情報誌で見つけましたが、カラーの写真入りで、楽しそうに働く笑顔の
スタッフが掲載されていたので良い印象を持っておりました。それに会社自体も有名な会社だったので、募集を見たときには、この会社で働いてみたいと感じました

唯一の懸念点はお給料が安かったことでしたが、ボーナスも入るみたいだし、そこは何とかなるだろうと思っておりました。

そんなこんなでドギマギしながら面接に申し込んだところ、面接官は優しい人だったので、ここで働くことは運命的だと感じ、入社を決めました。

ここからは、入社時に熱い思いを持った私が、どうして退職を決意したのか。そして一見すると好感が持てる会社のどんな点をブラック企業だと思ったのか等について実体験をベースにご紹介します。

優しい先輩の退職

私が入社した日には、先輩が3人おり、その人たちから仕事の内容を教わることになりました。

どうやらシフト制のお仕事なので、毎回3人が出勤しているわけではなくて先輩2人と私だけという日もありました。

話を聞いてみると、その中の一人の先輩は今月で辞めるつもりだと知りました。一番優しくて話しやすい先輩だったので残念でした。

先輩が辞める理由は、引っ越しをする予定だからだと説明されました。そして、言われた通り、優しい先輩は私が働くと同時に退職してしまったのです。

他の二人の先輩は、厳しい人で、正直相性はまったく合わないし話しにくい人でした。

この時点でもう辞めようかなとも思いましたが、人間関係で辞めるなんて恥ずかしいと思い、我慢することにしました

半強制的な残業依頼

そんなこんなで働いていたところ、「繁忙期で仕事がまだあるから、30分残業をお願いします」と突然先輩に言われました。

内心「嫌だなぁ・・・」と思いながらも私は新人だし、従うしかなかったので、30分お仕事をしました。その分のお給料はサービス残業として発生しないことが変だと思いましたが受け入れるしかありませんでした。

まだ、働いてから2週間ほどしか経っていないのに、先輩から「仕事が遅い、マイペースだ」と陰口を言われるようになりました。正直これはきつかったです。

それに休憩時間も本来は30分と決められているのに、「忙しいから20分で戻ってきて」と言われたこともあります。早く休憩を上がって業務に移った場合、その分の業務は本来はお昼休憩なので一切お給料に加算されません。

おかしいと思ったので、普段はいない上司に相談しましたが、「忙しい時は仕方ない、暇な時期もあるから乗り越えて」と言われました。しかし、私が配属された場所は年中多忙なので、暇なときはあまりありません。

毎日監視される

私が休憩所から戻ると、先輩は毎回腕時計をチェックしていて、正直気持ち悪いと思いました。

時間通りに戻ってきているのに、違っていたらすぐに文句を言うつもりなのだろうと感じました。それに朝挨拶をしても、平気で無視をしてきたり、無表情でこちらの顔も見ないような人間性を疑う先輩でした。

はじめからそうゆう態度だったわけではないけれど、私のことを明らかに嫌いなのか、徐々にそのような態度になりました。この人なら、言い返さないし、何言っても良いだろうと思われていると態度でわかりました

「忙しい時は出勤するときは走ってきて!」と言われることもありますし、ゆっくりと走ると「今歩いていたでしょ」と私の動作についても指摘するようになりました。

正直、私はモラハラだと感じたし、もうこの会社辞めてしまおうと思いました。

顔色が大きく変わる

鏡で自分の顔を見てみたら、会社に入るときよりもげっそりとして青白い顔をしていました。

人は、おかしい場所にいると、顔つきまで変わってしまうのかと思いました。毎日会社が終わると、電車に乗りながら、会社はもう辞めようと考えていたのです。

ただ、すぐに別の会社に転職できるのか不安でした。

短期間で辞めたことがわかると、他の会社でも採用されないのではないか、履歴書を見ただけで落とされるのではないかと不安もありました。

20代だからどこでも採用されるのではないかと思う反面、別の会社に転職しても人間関係は選べないし、今よりもひどいところだったらどうしようと悩んでいたのです。

この試練を乗り越えなければ、また同じような人間関係で悩むかもしれない、精神力を高める訓練だと思えば良いと自分に言い聞かせていました

陰湿な職場に嫌気が指す

職場に行けば、陰口を言われることもありましたが、厳しい先輩もたまには優しい言葉を言うのです。例えば上司に対して「あの子は頑張っている」と褒めてくれたりもします。

私は、裏表のある性格の先輩を見て、「怖いな」と思いました

私がつらい時に上司に相談しても、「本当は君の良さを認めてるけど、あの人は不器用だからね」とか「素直じゃない性格だからわかってやってくれ」とか言われました。

それに「新人時代は、誰でも怒られたりするものだよ、君の先輩もすごく怒られていた」といったことも言われました。これらはもっともなように聞こえますが、私は上司の言う言葉を信用したことはありません。

黙々と仕事はしていましたが、周りのメンバーに対する不信感が募っていき、もう限界だなと感じて、上司に退職すると伝えました。

退職してから異常さに気づく

友達の話を聞いていても、私が働いている会社はおかしいような気がしたし、ネットで調べてもブラック企業として当てはまっていると思いました。

休憩時間は短く、時間を管理されていて、サービス残業も貰えないままでした。おそらく、私の前に退職した先輩も違和感に耐えられなくて辞めたのだと思います。

入社したあとに知ったことですが、意地悪な先輩以外は、1年以内に退職する人ばかりだったようです。結婚や引っ越しで辞められたと説明されていましたが、おそらく本当の理由は違うのだと私は感じました。

意地悪なお局の先輩は、新人に仕事を任せて怠けているだけなので居心地は良いのかもしれません。ただ、私のように若い新人は仕事を任されて、嫌な態度までとられて気分が悪いです。

率直な話、こんな会社ではもう働きたくないと思い、上司に退職届を提出したのは正解でした。辞める前には散々引き止められたり、他の店舗への異動も考えてほしいと言われましたが、断りました。

ブラック企業は辞めるのが正解

私はハッキリと言う性格なので、精神的に追い詰められたわけではないですが、ブラック企業はこのような会社なのだなとわかりました。

10年以上働いている先輩もお給料は入社時とほとんど変わっていないと言っていました。そのような点も含めて、この会社にはいるべきではないと実感しました。

辞める時にもいろいろなことを言い、引き止めて、使い捨ての人間のようにしか思われていないと思いました。すごく嫌になり、会社を退職しましたが、求人募集をたまに見てみると、半年ペースでいつも以前の会社は求人募集をしています。

本当に辞めて良かったです。はっきり言って前の会社が本当にやばいブラック企業だったので今はブラック企業に転職をしないように求人情報を慎重に調べて受ける会社を厳選するようにしています。

なお、求人票を通してブラック企業であるかどうかを見極める際にはこちらのページの内容を参考にしております。

やばい会社の求人票の特徴

現在31歳の現役のサラリーマン

一流と言われる私立大学を卒業しながらも新卒の就職活動に失敗してブラック企業に入社。

入社後には尋常ではない陰湿なパワハラの被害に遭い、嫌気がさして1年弱で退社して無職に。職歴のブランクあり、スキル無し、コネなしという状況で就職先が見つからず、スキルを身に付けるべくベンチャー企業(実態はスーパーブラック企業)にアルバイトとして入社。

2社目のベンチャー企業という異名を持つブラック企業はパワハラはないものの、激務・薄給(時給換算で500円以下)と典型的なブラック企業でしたが、その会社でWEB制作の技術を学び、その経験から現在の会社(非ブラックな中小企業)に引き抜かれました。

これまでの経験からブラック企業の実態、転職活動のコツ、無職並びにフリーターの就職活動周りに非常に精通しているので、こういった内容のコンテンツを随時配信していきます。なお、自身の過去の経験から労務問題には興味を持ち、隙間時間で社労士の資格勉強にも着手中。

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