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「体がボロボロになる広告業界の実態」

つい最近、大手の広告代理店のDの新入社員が自殺をしたというニュースが報道されました。実はこの「自殺」というケースは流石に多くはありませんが、毎日朝から終電まで働くことが奨励される広告業界では心を病む人は少なくありません。

現に管理人の知人で中小の広告代理店で働かれていた中林という男も、広告業界特有の長時間労働のために体がボロボロになりました。

この広告業界のブラックな実態を知って頂くために中林の勤務体験をこのページでご紹介しようと思います。最後まで目を通しますと広告業界の労働環境や厳しいノルマと長時間労働が重なるとどうなるのかが分かります。

最初は激務を楽しめていた

私は以前、広告代理店に勤めていました。

具体的には、クーポン付の無料で配る雑誌の営業で、面接でも忙しい締め切りの日は夜の12時は超えることもあると言われていたので、ある程度覚悟してはいました。

勤め始めは、やりがいも感じられ、とても楽しかったです。契約も取れていたので周りも優しくしてくれました。確かに早くても11時に帰宅というハードな日々でしたが、日々成長を実感できていたので勤めてよかったと思えました。

この時期は景気もよかったので、頑張れば頑張った分だけボーナスに還元されるのもうれしかったです。

景気悪化でノルマが激しくなる

そんな充実していた会社生活でしたが、半年後には日本全体が不況になり、お店を回っても、広告料を減らすという話ばかり聞くようになり、状況が変わりました。

なかなか契約が伸びなくなり、契約が以前より取れなくなった私を含む営業の子たちに、上司は1日20件回っていたところを40件回るようにと指示を出すようになりました。

倍の件数に驚きつつ、とりあえずは言われた通りに回ることになりましたが、それは地獄の始まりでした。

40件なんて回れる数字でなく、回らないと30分は叱られました。契約をとっても何故回らなかったのかと詰問をされ、やっと40件回っても契約を取ろうと懸命になると時間がなくなるのでさっと回ってしまうため、契約がとれずにやはり怒られます。

常に会社では上司の罵声が響くので、会社全体がピリピリとしてきました。

退職者が少しずつ増えていく

会社がどんどん厳しくなっていき、これまでは活気があった営業メンバーに明らかな異変が表れてきました。

皆、痩せるか太るか見た目に変化がみられ、ご飯を食べれないとか、眠れないとか異常をきたしていました。次々と辞めていく中、私は常にどうやったら辞められるのかしか考えられなくなりました。

中には営業中に倒れて辞める子もいましたが、羨ましいのが本音でした。

帰る時間も遅くなりましたが、その会社の決まりで9時以降にはタイムカードを押してはいけないと言われていました。もちろん、いくら働いても給与は増えません。その上、早く帰れないのはノロノロ仕事するからだと言われました。

時には私の後ろに上司が立って、それ違う!作業が遅い!と注意されて恐ろしくて作業に集中出来ない日もありました。

神経が衰弱死、サボる時間が増える

わたしは真面目にきちんと回っていましたが、常に吐くようになり、なのにイライラしてお菓子ばかりを食べるようになりました。もう限界になり、お店の名前だけを書いて40件回ったことにするようになりました。

そうすると、もう回ることが怖くて、車から出られなくなりました。兎に角、働くのが苦痛で仕方なく、じっと車の中で過ごす日々です。

これではやばいと思い、「辞めさせてくれ」と上司に何度も掛け合いましたが、そのたびに『君なら出来るよ!、安心して仕事に取り組んで!』と言われて、ついついズルズルと仕事を続けました。

毎日12時になっても帰れず疲れは抜けず、眠い目をこすって会社にいけば怒られる日々。ストレスで慢性的な腹痛に襲われて吐いてばかり。それなのにお菓子は食べても食べても食べたりません。何故生きているのか分からなくなりました。

何事にもやる気が出なくなった私は再び上司を呼び出し、泣きながらもう続けられないと訴えました。

退職が決まったら嫌がらせが増える

私の状況を見て、上司はしぶしぶと退職願いは受け入れましたが、我慢できずに逃げる私の姿勢を上司は気に入らないらしく、辞めるまでは後輩にこっそり私の悪口を言ったり、みんなの前でわざと怒ったりと嫌がらせを繰り返しました。

晴れて退職になった日は、同僚や上司にお礼の品を渡したのですが、上司はしきりに営業中に買ったやつ?と確認をしてきました。もちろん休日に買いに行ったのですが、それを言っても『ふーん、そうなんだ』とお礼もありませんでした。

その時に心から、辞めて良かったと思いました。

地獄を経験したので今の職場が天国に

この会社がはじめての就職先だったので、そのあと勤めた職場は天国に感じ、頑張れています。ある意味では勤めて良かったのかも知れませんが、あそこにずっと勤めていたらと考えるとゾッとします。

心がぽきっと折れる前に勇気を出して会社を辞めるという選択をしといて本当に良かったと、今では心底思っております。

もしこのページを読まれているあなたがブラック企業で働くことに疲れましたら、一度きっぱりと辞めることをおすすめします。

なぜかというと、私の経験上、ブラック企業で働き続けると心も体もすり減るので、いずれ限界が来るからです。心身に限界が来そうだったり、これ以上は動けない、とおったらすぐに辞めて休む。

これは一見すると勇気がいりますが、心が壊れるリスクが低いので、結局のところ、一番賢明な選択になります。

このブラック企業だと感じたら、心と体がおかしくなる前に、スパッと辞めるという選択は非常に重要なので、念頭に置いておくことをおすすめします。

最後にこのページに目を通された方の多くが目を通しているページをご紹介しますので、ご興味がありましたら目を通してくださいね。

後悔せずに会社から逃げる方法とは?

現在31歳の現役のサラリーマン

一流と言われる私立大学を卒業しながらも新卒の就職活動に失敗してブラック企業に入社。

入社後には尋常ではない陰湿なパワハラの被害に遭い、嫌気がさして1年弱で退社して無職に。職歴のブランクあり、スキル無し、コネなしという状況で就職先が見つからず、スキルを身に付けるべくベンチャー企業(実態はスーパーブラック企業)にアルバイトとして入社。

2社目のベンチャー企業という異名を持つブラック企業はパワハラはないものの、激務・薄給(時給換算で500円以下)と典型的なブラック企業でしたが、その会社でWEB制作の技術を学び、その経験から現在の会社(非ブラックな中小企業)に引き抜かれました。

これまでの経験からブラック企業の実態、転職活動のコツ、無職並びにフリーターの就職活動周りに非常に精通しているので、こういった内容のコンテンツを随時配信していきます。なお、自身の過去の経験から労務問題には興味を持ち、隙間時間で社労士の資格勉強にも着手中。

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