Pocket

ブラック企業には残業が多い、そんなイメージをあなたもお持ちではないでしょうか?

率直な話、そのイメージは半分正しくて、半分間違っております。なぜならブラック企業と呼ばれる本当にやばい会社は残業が多いなんてレベルではなく、過労死に至る水準で残業を課すからです。

つまりブラック企業の残業というのはただ多いのではなく、普通の会社の2倍くらいの労働時間であると考えるのが無難です。このことをご理解頂くために今回のコンテンツではブラック企業の残業時間の実態について迫ります。

ざっとでも内容を読んでみるだけでブラック企業の長時間労働の実情や継続的に長時間労働をこなすとどうなるのかが分かります。

目安は毎月の残業時間が30時間を超える

ブラック企業の特徴の1つに「残業がとても多い」という事が挙げられます。

ブラック企業かどうかの目安は「毎月30時間以上の残業」をしているかどうかなのですが、ブラック企業は「残業が当たり前」「定時で帰れたら超ラッキー」のようなおかしな環境なので、月30時間以上の残業は余裕で超えてしまいます。

真のブラック企業は月の残業が100時間を超える

36協定は「月の残業時間を45時間まで」と推奨していますが、ブラック企業はルール破りがデフォルトのような場所なので、平気で45時間以上の残業をさせてきます。

ヒドいブラック企業では45時間どころか「100時間以上の残業」を行わせる所すらありますので呆れてしまいます。

100時間というと余裕で「過労死ライン」を超えています。過労死ラインは「80時間」なのですが、100時間の残業などを毎月行っているとなると、いつ、体の限界が来てもおかしくは無いです。

私の知り合いにも、ブラック企業に勤めていて、月の残業が100時間超えている人がいました。その友人は「SE」の仕事をしていたのですが、顔からはかなりの悲壮感が漂っていました。

彼曰く「SEとはブラック企業が多くて、そういう現場だと覚悟して入ったから仕方ない」という言い分だったのですが、働いている側が納得してしまっていてはいけないですよね。そこはしっかりとブラック企業と闘わないと。

月の残業が100時間という事は、残業の無い企業の人よりも1.5倍程度働いているという事になります。月の残業が100時間超えているブラック企業は休日も少ない傾向が多いですので、働いている人はいつ体を休めれば良いのか分からないですね。

最近ネットでは「社畜」という言葉が流行していましたが、ブラック企業の社員は、会社に飼われている奴隷と変わりない状況になってきています。

ブラック企業ではサービス残業が当たり前

残業をたくさんさせるなら当然、かなりの額の残業代が出ると期待しますよね。もちろん、普通の企業ならば残業代はしっかり出ます。これはごく普通の事です。

しかし、ブラック企業に「普通」は通用しないです。

ブラック企業の場合は「サービス残業」が当たり前の風潮があるので「ただ働き」をさせられているケースがとても多いです。正直な話、残業代がしっかり出ているのならば、お金がモチベーションになって仕事にも耐えられますが、残業代すら出ないのはあり得ませんよね。

残業が多いので、副業もできない、もともと薄給のブラック企業では残業代が出ないと十分な貯蓄もたまらない。こんな状況を考えると仕事を辞めた後に転職活動を行おうとしても、転職活動資金が足りないというケースが出てくるので、長時間労働を受け入れざるを得ない結果になります。

長時間労働を続けるとどうなるのか?

それではブラック企業の長時間労働を続けるとどうなるかを、ここではご紹介します。

心身がボロボロになる

長時間労働をさせると心身がボロボロになってしまいます。

仕事はとても退屈で面白くないものです。やりがいを持って仕事をしている人はいますが、多くの人は「生活の為」に仕方なく仕事行っています。こういった人にとって仕事は「我慢」をしたお礼に「お金」が貰えるから成り立っています。

それがブラック企業の場合は我慢の割には少ないお金しか貰えないですし、残業時間も物凄く長いので、段々とフラストレーションが溜まり続けます。これが続くとどうなるかというと、最終的に体が悲鳴を上げてうつ病をはじめとした精神病になる恐れもあります。

現に管理人の知人はブラック企業でサービス残業をしすぎて心が病んで今でも社会復帰が出来ておりません。彼がサービス残業をしすぎて精神を病んでしまった経緯についてはこちらのページでまとめておりますので、よろしければどうぞ。

激務で鬱になった男の体験記

少しヘビーな話になりましたが、管理人の知人のケースのようにブラック企業で長時間労働を続けていると重度の心の病になるのは全く他人事ではないのです。要するに明日は我が身です。

1時間当たりのパフォーマンスが下がる

長時間労働をし続けると仕事のパフォーマンスがグっと下がります。

人間は休憩を行う事によって、頭の整理を行うことが出来ます。しかし、ブラック企業ではロクに休憩時間もくれないで長時間労働をさせてくるケースが多いので、心身共に疲れているまま仕事をする事になります。

その結果、仕事に対するパフォーマンスが物凄く低下してしまいます。このような効率の悪い職場環境を作っているから、仕事の進みが遅くなってしまうのも納得です。

しかし、ブラック企業は「体育会系」のノリがあるので「根性で頑張れや!」という精神論をぶつけてきます。精神論はいつか破綻します。それよりも、医学を活用して、しっかりと社員の体のケアに力を入れる方が利口です。

定時で帰ることに罪悪感を覚える

ブラック企業の社員達は「残業をするのは当たり前」という風潮が体にしみついているので、残業を行う事に疑問を持たなかくなっています。

なので、定時で帰ろうとすると周りの社員が「他の社員がまだ仕事をしているのにもう帰る気なの?」「残業をしないって、そこまでオマエは仕事が出来ているの?」という圧力を出してくるので、定時で帰りにくくなってしまいます。

特に、新入社員の人や若手社員の人は「先輩や上司よりも早く帰るのは申し訳ない」と感じてしまい、本当は定時に帰りたいのに、罪悪感が邪魔をしてそのまま残業を行ってしまう事になってしまうのです。

まとめ:長時間労働は悪である

このように、ブラック企業の長時間労働を行って得られる物は、ほとんどありません。得られるのは多大なるストレスと無駄に過ごした時間だけです。

繁忙期の残業は仕方ないかもしれないですが、常に残業が当たり前というブラック企業の風潮は、かなり理不尽なことだと私は感じます。長時間労働を行う事によって、ストレスが溜まりに溜まって、下手をすれば精神病を患ってしまったり、過労死をしてしまう可能性だって出てきます。

そのような事態になっては遅いので、もし「この会社はブラック企業過ぎないか?」と勘づいたら、すぐにアクションを起こした方が良いです。

世の中には残業が多い企業もあれば、残業が少ない企業もあります。もし理不尽なくらいに残業をさせてくるブラック企業で働いているのならば転職も視野に入れた方が良いです。

「転職活動をしても次の会社もブラック企業だったらどうするの?」「次の会社が見つかる保証はあるの?」と感じ、転職を恐れる人がいますが、転職活動を成功している人は世の中には山ほどいます。

なので、限界が来る前に、自分に変化をつけるのが、ブラック企業に押しつぶされない為には、とても大事な事なのです。逆に限界まで頑張ると心を病んだりするので、結果として転職が難しくなります。

現在28歳の現役のサラリーマン(3社目)

日本最難関の私立大学を卒業しながらも新卒の就職活動に失敗してブラック企業に入社。

尋常ではないパワハラの被害に遭い、体を壊して1年弱で退社して無職に。職歴のブランクあり、スキル無し、コネなしという状況で就職先が見つからず、スキルを身に付けるべくベンチャー企業(実態はスーパーブラック企業)にアルバイトとして入社。

2社目のベンチャー企業という異名を持つブラック企業はパワハラはないものの、激務・薄給(時給換算で500円以下)と典型的なブラック企業でしたが、その会社でWEBマーケティングの技術を学び、その経験から現在の会社(非ブラックな中小企業)に引き抜かれました。

今の会社は以前のブラック企業と比べると激務ではなくプライベートに充てる時間が出来たため、過去の自分のようにブラック企業と関わったがために心身がボロボロになる人が一人でも減ることのお手伝いが出来ればと思い、当ブログの運営を決意。

自身の経験からブラック企業の実態、転職活動のコツ、無職並びにフリーターの就職活動周りに非常に精通しているので、こういった内容のコンテンツを随時配信していきます。なお、自身の過去の経験から労務問題には興味を持ち、隙間時間で社労士の資格勉強にも着手中。

コメントを残す

名前 *
メールアドレス *
サイト

CAPTCHA